- 2005年5月10日 23:20

連休のよく晴れた日に、三宝寺池のカキツバタを見に行きました。
もちろん自転車で。
三宝寺池は、井の頭池、善福寺池と並ぶ"武蔵野三大湧水"のひとつです。
実際この三つの池は、東京の西郊に並んでいますよねぇ。
一番北にあるのが、練馬区の石神井公園にある三宝寺池です。
東京の武蔵野は、水に恵まれた土地です。
以前、国分寺崖線沿いの湧水池をご紹介したことがありました。去年の秋でしたね。
東京の湧水は、この多摩川が削って出来た国分寺崖線沿いにある崖線(がいせん)タイプと、三宝寺池のような谷頭(こくとう)タイプに分かれるそうです。
谷頭、つまり谷の先に湧く泉、という意味ですね。東京を流れる河川の水源地に、この谷頭タイプの湧水がある訳です。
たとえば、三大湧水の一つ、井の頭池は神田川の水源です。もう一つの善福寺池は、善福寺川の水源ですね。
ちなみにこの三宝寺池は、石神井公園にあるぐらいですから石神井川の源流?と私は思ってました。
でも、違うんですねぇ。
静かな三宝寺池のすぐ下流には、ボートに乗れる賑やかな石神井池があります。この池から石神井川に水流は続いているのですがこれは石神井川の支流、実際の石神井川の本流はこの二つの池を迂回してさらに上流の富士見池(東伏見・武蔵関公園)に続き、さらにその上流は小金井公園のあたりで多摩湖自転車道(!)と交差して小金井カントリークラブの敷地に消えています。う〜〜ん、石神井川の水源は、何処なんでしょうねぇ。
セレブな小金井カントリーの会員になって、調べてみましょうか?

東京都の公園となり自然が守られた三宝寺池ですが、さすがに周辺はほとんど宅地化されていて、この池も今は自然の湧水ではなく地下水をくみ上げているそうです。残念ですねぇ。
でも、緑がたっぷりの池の周りには遊歩道が整備されていて、ちょっとしたリゾート気分が味わえます。
今なら気候も涼しいですから、なんだか軽井沢の雲場の池あたりを散策している気分になれますよ。

遊歩道の脇に、今もこんこんとわき出している湧水を一つ見つけました。

三宝寺池を囲む丘には、石神井城跡があります。
鎌倉時代の末期の領主、豊島氏の居城跡だそうです。
う〜〜ん、練馬区だけど、豊島氏なんですねぇ。豊島園との関係は、どうなんでしょう?
この豊島氏は、太田道潅に攻められて滅ぶんですが、あれ?、太田道灌て江戸城を造った事で有名ですが、実は建築家ではなくて武将だったんですね。
ちなみに、道潅に攻められて滅ぶとき、姫がこの池に身を投げた悲しい逸話は、有名です。
三宝寺池を囲むように咲き誇る水辺の美しい花たちは、この姫の化身なんでしょうかね...

ところで皆さんは、アヤメとカキツバタの違いって、ご存知ですか (^^?

Comments and Trackbacks