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多摩湖をめぐる冒険

  • Posted by: jinx
  • 2004年3月26日 00:12

6588e2f2.jpg花曇りと言うには寒すぎる天気(おまけに雨!)の続く関東地方ですが、ふにゅさんのエントリーを拝見して、写真倉から昨年4月の多摩湖自転車道を引っ張り出してきました。

この日は初夏のような素晴らしい気候で、半袖で快適なサイクリングが楽しめました。

多摩湖自転車道は、いわゆる水道道路の一つです。

水道道路は、水道管の上に造られた道路です。地下の浅いところに上水道用の水道管が埋められており、通水をよくするため基本的には直線になっています。

A地点からB地点に移動するための最も合理的なデザインは、平地では直線です。そのため、水道道路は道路としてもとても魅力的なものです。
ただし、これはあくまで水道のための施設であり、地表の道路は副次的なものに過ぎません。そのため、たいていの水道道路は、重量級の車両が通過して水道管を破損させることの無いよう、大型車の進入を制限する車止めの柵などが設けられています。

道路事情の悪い東京では、直線の水道道路は格好の抜け道であり、多くの車両が流入してしまいます。
多摩川の砧浄水場から桜上水(美しい名前!)を抜けて高円寺まで続く荒玉水道通りは、「経堂ラビリンス」と呼ばれるタクシー運転手でも進入をいやがる袋小路裏道迷路蟻地獄地帯をスパッと一直線に横切っているため、格好の抜け道としていつも車が渋滞しています。
そのため、自転車で進入しようという気になりません。

多摩湖自転車道は、この水道道路を歩行者、自転車専用にした、うらやましい例です。
このおかげで、武蔵野市の境浄水場から、西武ライオンズ球場のある多摩湖まで、車を気にすることなく一直線に行かれてしまうのです。

しかも、周辺は武蔵野の緑が残る素晴らしい住宅地です。自然たっぷりの公園もコース沿線に数多くあり、4,5月のよく晴れた週末にここを走るだけで、素晴らしい休日が過ごせると思います。

多摩湖まではほぼ平坦で、多摩湖に上がる坂だけ軽いギアでがんばるか、降りて自転車を押してしまえば、体力を気にすることもありません。
多摩湖の堤防は見晴らしが良く(桜の名所でもあるようですね!)、家族で、カップルでお弁当を広げられるスペースも充分にあります。
元気だったら多摩湖一周のよく整備されたサイクリングコースに挑戦しましょう。
西武園の遊園地で遊ぶのも悪くないかもしれません。隣接するホテルには、確か日帰り温泉があったような、無かったような。

都内からでも、新宿、玉川上水経由でアクセスできるので、多摩湖日帰りサイクリングはとても現実的なコースです。
多摩湖と聞くと、日頃都内を車でノロノロ走っているときの距離感、時間感覚からするととても遠く感じますが、自転車で走ってみると、意外と近くて驚きます。

それに、自分の力だけで来たという充実感は、何物にも代えられない思い出になりますよ。

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